MISSION

おいしさ、安心・安全の評価に直結する、若廣の中枢

生産部門

セクショントップからのメッセージ

生産本部 顧問
松見從司

若廣独自のコア技術をさらに進化させる

創業当時は、生産のほとんどの作業が人の手によって行われており、1つひとつ丁寧な作業であった反面、生産性の面においていくつもの課題が山積していました。やがて生産量の増加にともない適宜、機械化が進んでいくにつれて、生産性のみならず品質面および衛生面についても飛躍的に進化を遂げてきました。 そのなかで一部の作業では未だ機械化をしていない、正確にいえば機械化が難しいところもあります。もっと言えば、機械化されている作業であっても、それだけでは完結しない部分も少なくありません。この領域こそが「若廣」の独自性の源泉となりうるコア技術であり、その技術を標準化させ、さらには進化させていくのも私の仕事と考えています。 そして、工場で共に働く人たちには、食づくりの〝楽しさ〟や〝喜び〟なども同時に伝えることができるように情熱を注いでいます。

生産本部長(工場長)
岡庭鉄也

安心、安全で本質的な価値を追求する

私たち生産部門は、原料調達から製品の組立て、および品質管理を主に手掛けています。 食づくりにおいて、安心・安全はもとより、高品質で美味な製品をつくり上げていくことは当然のことと言えます。そのうえで、さらにお客様にとって有益なプラスαの価値をどのような形でご提供できるのか?という視点を日頃から意識して仕事をしています。 たとえば、ひとつの素材を選定する際には必ず「現場主義」を心掛けています。素材を扱う最前線の人たちの声やプロセスを正確に理解しておくことはとても重要だからです。 「神は細部に宿る」という言葉にもあるように、こういった地道で手間を惜しまない作業のくり返しこそが、お客様に対しての本質的な価値の追求へ繋がっていくものと考えています。 お客様から、継続的に信頼や支持をいただくには絶えず進化が求められます。 生産部門においても常に謙虚な姿勢で「若廣」の価値向上を目指して取り組んでいます。

原料調達

製品の品質は、素材の善し悪しによって大きく影響を受けるため、原料調達は重要な機能のひとつです。
原料の環境変化に対応すべく、常にアンテナを張り、鮮度の良い情報を正確に得ておくという側面においても重要な理由となっています。
そういった意味で、とりわけ原料を扱う協力者とのあいだではコミュケーションを密にして連携を深めています。

機械に頼らない技術

素材の個体差による大きさや形状、またはその状態などの差異により機械化が難しい技術。
すなわち、人の経験則でなければ対応できない行程。
手間を惜しまず、一つひとつ丁寧に作り上げるのが若廣の独自性の源泉です。